心の癒しと安らぎの効果「アクアリウムセラピー」
癒しネイチャーアクアリウムを観賞しているとその人の心が水槽の中に引き込まれていき、まるで自分が熱帯魚たちと共に泳いでいるかのような感覚へ導かれていきます。
この時、「アクアリウムセラピー」と呼ばれる「心の癒しと安らぎの効果」に包み込まれて時間を忘れて見入り心が洗われ癒されてダメージを受ける以前の本来の自分に返っていくことでしょう。
癒しの空間は人の心にも作用する?=アクアリウムセラピー
私たちが扱うアクアリウムには、人の気持ちを和らげる効果があります。
診療の前にアクアリウムを黙視した患者さんは、それだけでも緊張が解けると言われています。
また、アクアリウムの世話をするだけでもリラックスできることが分かっています。
「瞑想ルーム」「脳トレーニング」「脳の若がえり」などの言葉をよく耳にします。
医学・科学の分野でも脳の働きや仕組みが盛んに研究されていますが、近い将来、人に「癒し」をもたらす方法やそのメカニズムも実証されることと思います。
TOJOグループは、独自の研究成果と実際のクライアントから得た経験をもとにこのアクアリウムセラピーの効果を提唱しています。
癒しのカギを握るθ(シータ)波とは?
脳波の一つにθ(シータ)波と呼ばれるものがあります。
θ(シータ)波は脳内の海馬と呼ばれる記憶をつかさどる部分を中心に観察される脳波で、記憶や学習と深い関連があると言われています。
ウトウトと夢を見ているような時(レム睡眠時)やとても心地のよい状態の時にθ(シータ)波が出ています。
脳の完璧な癒やしを体験するには、まず、きれいにディスプレイされている多少大きな水槽の前で、リクライニングのロッキング機能の付いたイスに体をあずけます。
適度に体を揺らしながら心地の良い音楽(とくに超音波のでるもの)をバックに、何も考えず心を「無」にして5~30分ほど水槽を見ていると、次第に脳からθ(シータ)波がでてきます。
このような状態に身を置くことがもっともリラックスできるのです。
日本テレビ取材班の方々が、TOJOショールームで実証実験をされました。
脳波を測定する機械を使って確認したちころ、新聞を読んでいるときには検出しなかったθ(シータ)波が、アクアリウムを見ているときには検出することができました。
アルツハイマーに熱帯魚
お年寄りは当然若い人より先は短いかもしれません。
しかし、時間に追われる我々と比べれば1日の時間はたっぷりあるのです。
そのお年寄りの脳に刺激を与えることは、現代社会の中、時間で生活している私たちには、なかなかできないことなのです。
今、水槽を楽しそうに観ているお年寄りには何が見えるのでしょうか?
色とりどりに泳ぐ可愛い魚たちを自分が若かった時と重ね合わせて見ているようです。
魚に名前を付けるといつまでも話をしています。